徒然博士の日常

体験の言語化や自己啓発用

外出自粛状態における飛行機移動について

先日、非常事態宣言が一部地域で発令される中、必要・急な用のため大分県に移動しました。 その際、事情により飛行機やバスを使って移動しましたので、コロナ感染リスクの観点からこのご時世おける公共交通機関の現状についてレポートします。

ちなみに筆者は大分県からはかなり離れたとこに住んでいる、且つ急を要する事情であったため、上記の交通インフラを使用するしかなかった、ということが前提です。

飛行機について


平日の早朝ということもあり、空港に着くと人はほとんどいませんでした。
空港までは3密防止を意識して車で行き、この時工場地帯を通ったのですが、テレワークで外出している人が減少した、ということは全く感じませんでした。

想像以上に道が混んでおり、何とか空港ロビーに到着したのですが目的の便の数分前ということもあり、チェックインカウンターで担当者の方に登場できない旨を伝えられました。
(その空港では20分前までに保安検査を通らないとアウトだそうです。)

搭乗目前で目的が達成できず打ちひしがれていたところ、担当の方から。「福岡行きの便なら一時間後にあるから、そこからバスで大分い向かうのはどうか」という提案を受けました。

そもそもそんなに席が空いているのかと疑問に思っていましたが、そんなことはなくそのまま福岡行きのチケットを取ってくれました。さらに福岡から大分行きのバスも調べてくれるとおう神対応。(ちなみに利用した航空会社はA○Aです。)

ここで気になるのは乗れなかった便のお金。搭乗は打ち切られましたが出発時刻がまだだったので、ダメもとでチケットを予約したサイトにアクセスしてみると、コロナの影響でやむ負えず旅行をキャンセルする客のために期間限定でキャンセル代を無料にするとのこと。すかさずキャンセル申請しました。こんな形でコロナに助けられるとは。

機内の様子

予定より少し遅れましたがなんとか飛行機に乗ることができました。昨今コロナでソーシャルディスタンスが懸念されていますが、席についてあることに気づきました。

筆者が搭乗した機体のシート配列は3列シートが2ブロック(つまり横方向にA~C/通路/D~Fという配列)あるもので、そのうちA~C席またはD~F席に一人が座るような形で人が座っていました。

コロナ対策の一環で、できる限り人との距離を取るよう配慮された配置となっていました。 込み具合はというと、50席(本来ならその3倍がMax搭乗者数)ほどあるうちの20席ほどしか人がいなかったので、朝の通勤電車に比べればはるかに開放空間となっていました。

チケットを取る際は窓側か通路側かを聞かれたのですが、実際乗ってみると隣に誰もいないので、ルール的にはグレーですが好きなように座れると思います。

【コロナ感染リスク】・・・5段階で筆者の独断と偏見で評価。★の数ほど感染リスク高。
飛行機:★★★☆☆(空いている電車と同レベル)

長距離移動バス

福岡に到着後は大分に行くバスに乗車しました。空港の出口すぐにバスのチケットカウンターがあり、そこでバス乗車券を入手することができます。所要金額は3,500円程度。

バスの状況はというと、さすがに減便はしてるみたいですが、普通に乗れました。しかも乗車客は筆者しかいませんでした。

もし仮に乗客以外に感染リスクがあるとすると、以前に乗車していた人あるいは運転手がコロナに感染している状態ぐらいです。

気になった点は、大分までの途中でバスの乗り換えがあり、乗り換え後は筆者の他に5~6人乗車していましたが、席が前から埋められる形式だったことです。
座席指定のバスでしたが、もう少し配置に配慮してほしいところ。


【コロナ感染リスク】
長距離バス:★★☆☆☆(友達の家に一人で遊びに行く程度)


以上、公共交通機関の現状でした。個人的には飛行機やバスではそこまでコロナ感染リスクは高くないのかなと思います。しかし、私が感染しなかった保証はないですし、私が感染していたとして公共交通機関使用により感染を広げてしまった可能性を否定できません。GWで飛行機やバスを用いた帰省を検討中の方に少しでも参考になればと思います。帰省シーズンになると上記の状況より人が多いことは容易に想像できますので、その辺りも理解した上で行動されるのが良いかと思います。